2015/10/31 19:27

大輪のバラ一輪でブーケをつくりました。グラデーションが素敵でしょう⁈手元のフリルもこだわりました。


花びらを重ねて大輪に作られたバラは「ヴィクトリアン・ローズ」と呼ばれます。ヴィクトリア王朝の時代の華麗さを感じさせることから名付けられたそうです。お花にふさわしく、ゴールドのレースでアンティークな雰囲気のフリル飾りのカフスを添えました。格調のあるブーケに仕上がりましたよ。

ヴィクトリア時代というと、現代につながる様々な習慣が生まれた時でもあります。例えば今では一般的となった白いウエディングドレスは、ヴィクトリア女王が結婚式で着用したことから流行しました。この時女王は結婚式にふさわしい花言葉を持つ花を集めたウエディングブーケを持ち、髪にはオレンジの花の冠を付けていました。オレンジの花は、香りのよい白い花で実を結ぶことから、純潔と繁栄の象徴でした。19世紀初期には花言葉の研究がされて、愛を託して花を贈ることも流行したそうです。
とってもロマンティックな時代だったのですね。